『“終わり”は所詮ひとつ。そこに到る経過がそれぞれ違うだけ。』

ライズだ。
もう7日だが、新年明けましておめでとう。

別に言い訳をする気は無いが、ここまで更新できなかったのは、ひとえに“MPO”のせいだったと言えるだろう。


この空白の1週間の間の俺のスケジュールとしては、

晦日にMPOを購入し、

元旦にやりこみ、

2日にやりこみ、徹夜し、

3日は昼間に寝て、また徹夜し、

4日でようやくまともに行動が出来るようになり、

5日で全快したが

6日で全壊した。


で、今日に至るわけだ。

さてそのMPOだが、始めはイージーモードで1週、次にノーマルで1週、そして最高難易度のエクストリームでさらに1週した。

この際に何度も『工場』を徘徊しては優秀なメンテナンスクルー狩りに精を出して、我がチームでもステルス迷彩開発に成功する。

が、バッテリー式かつあまりの電力消費、オンラインモードで使っていても、自分が撃てば光でバレて殺される等、



あまりの役立たずぶりを露呈するほどの欠陥品であった事を付け加えておく。



ステルス迷彩が初めて登場したMGS1から一通りやり込んではいるのだが、ここまで使えないものは初めてであった。

MGA(1&2)のコスト式ステルス迷彩と同格か、これ以下の能力だといえるだろう。


ステルスGETの為に消費した俺の2時間を返せと、ここで声を大にして言いたい。


さて、俺がエクストリームで一番困ったのは、やはりラスボスの『ジーン戦』だろう。

なんせこの“ジーン”、声が若本規夫であるのだ。

彼のファンである自分には、ここが一番の詰まり所であった。

理由は明白だ。


彼の“精神攻撃(=聞いているとダメージを受けていく演説)”を、最後まで聞き入ってしまっていた故だ。




『昨日までの隣人が、戦友が、家族が、お前に銃を向けるかも知れない。


お前を恨んでる奴はいないか。


お前を馬鹿にしているやつはいないか。


お前は本当に誰かに必要とされているのか。


お前を殺してやりたいと思っている奴は、本当に誰もいないのかァ!!』




痺れる………痺れます若本さん………!

最近ギャグキャラでしか出てないと思ったら、見事に深い役を遣って退けてくれますよ。

うんうん、こっちの方が若本さんっぽい。
正当な悪役というか、なんていうかそんなのが当てはまってる気がするのだ。うんうん。


――――等と感心している所を、スネークは「うぁっ!」とか叫んで倒れるわけですよ。


いや、俺は大塚さんの渋い声も好きなんだけどな。今回は若本さんが一枚上手だったと自己完結したい。

そんなこんなで、いよいよ本気でジーン抹殺にかかろうとする俺だったが、これはマズイ。


ガチで闘っても負ける――――!!


俺がジーンに放つ銃弾はことごとく瞬間移動で回避され、しかし彼のナイフは着実にヒットする。

たまに隙を見せてはくれるが、それだけではHPの30分の1ほどしか削る事は出来なかった。


(これがエクストリームか。やるじゃないかチクショウ!)

と思いつつも、30分ぐらい座って液晶画面を見つめ続けていた俺だったが、ついに攻略への糸口を自力で発見したのだった………!



『SAA(=シングルアクションアーミー)をわざと壁に向かって撃ち込み、跳弾をジーンの背中に当てる。』


瞬間移動によって弾を見切り続けていたジーンだったが、彼が見切ることが出来るのは正面からの攻撃のみ。

まさか背中に目が付いてるわけもあるまいよと、俺はPSPに向かって、一人微笑んだ。




――――「誰でも思いつくだろ」などと言うなかれ。

     結構俺は、必死だったのだ。



作戦は的中した。

面白いように跳弾は命中し、スネークがノーダメージのまま崩れ去っていくジーン。


かくして、エクストリームクリアに成功した。


そこからはもうオンラインをやり込むだけだ。

MGO時代からの名前『RISE.O.R』を引っさげて、俺はひたすらに闘い続けた。

時には味方をローリングで巻き込み、時には味方に銃弾を浴びせ、そして時には味方に――待った。足引っ張ってない?


まぁ良しとしよう。今はそれなりに闘えるようにはなっている。全て徹夜のおかげだ。ありがとう徹夜。

でも使えないステルス迷彩はどうにかしろ。


そんなこんなで、今現在も作業の合間にMPOをプレイしている。

もしたまたま上記の名前を戦場で見つけることがあったら、そうだな、うんと手加減して欲しい。


きっと、プライドを捨てても俺は生き延びるだろう。



今日の日記は以上。ではでは。