『放送倫理とあゆあゆじゃないよぉ。』

『…………次の二つは絶対に軽視してはならない。

第一は、寛容と忍耐をもってしては、人間の敵意は決して溶解しない。
第二は、報酬と経済援助などの援助を与えても敵対関係は好転しない。』


           ―――――マキャベリ君主論





ライズだ。こんにちは。というよりは、お久しぶりですな。



無事に高校三年生へ進級できたのはいいが、周りが徐々に本格的に勉強を始めたり、塾が過密スケジュールを組んだりしているおかげで、PCに触れるのも実に久しぶりである。




さてまぁ、たった数ヶ月留守にしただけでも、その間に飛び交った情報の量は計り知れないわけですよ。



日常生活において散々馬鹿にしてきた某中華民国の茶番が、アンサイクロペディアにおいて『エクストリーム聖火リレー』などと紹介されているのは非常に喜ばしいことだ。


ちなみに今回の冒頭の引用は、今の日本と中国に当てはまるかも知れないと思って載せました。





はてさてそうして久しぶりにPCに触れている折、こんな奇妙な話を耳にした。



昨日の朝日新聞の一面にちょこっと載っていることには、




『今年の7月24日から、全放送局で地上デジタル放送移行を促す“プロパガンダ的字幕”を一定間隔で延々と流し続ける』らしいのだ。




これが何を意味するか。




大河ドラマを見ていても、

昼に『いいとも!』を付けても、

立てこもり事件が中継されていても、

北京五輪が大荒れになったとしても、

感動の24時間マラソン(笑)をやっていたとしても、

スーパーひとしくんがボッシュートされてしまったとしても、




『アナログ放送は2011年7月24日で終了します』




この文字がそれらの下で延々と、3年間放送され続けるという事だ。



にわかに信じられないことだが、どうにも現実に起ころうとしているらしい。




例にとって見たほうがよいだろう。つまり、こうなるということである。
















……………なんということだ。(いろいろな意味で)


一見して視聴者が固まるその圧力的PR、本来の画をとてつもなくダメにするこの注釈。




これだけで充分、この無茶苦茶な提案の恐ろしさが理解できただろう。







だが、問題はこれだけでは終わらない!!







今のはプーチン大統領だからまだいいとしようじゃないか。なんかこれでもまだ凄みあるし。





しかし…………しかしだ。我々にはまだ、一番懸案すべき事項が残されているではないか。




これを見るがいい。














「はー、今日も疲れたなぁー。
 こんな時こそアニメでも見て、癒されてみようかなー。」






ワクワク、テカテカ。































ガッテム!!!!



こんな………こんな事があっていいはずがない!!


ふざけるな利権団体ども!!!


何をやっている!! 今すぐ止めさせろ!!!!






お前らのせいで全部台無しじゃないか!!!!


いい加減にしろやこのヴォケェェェ!!!!






――――と、いうことになってしまうのです。


でも、現実でこうなると思うととても恐ろしい事ですよね。






しかもこれ、最重要なニュース番組のときでも例外がないそうなのです。



なんかさ、そこまで来るとあれだよな。もう視聴妨害になってくるよな。




もうさ、アレじゃね?


2011年の今頃になると、もう“字幕”どころの話じゃなくなってるんじゃね?


こう、画面の真ん中に堂々と書いてある的な、さ。

一見「これ電波ジャックされてんじゃね?」と思うほどの。




こんな感じで。










……………こんなことになったら俺もうテレビ見ないよ。


どうなるんだろう、これからの日本。