『妄想と真実の狭間に。』
※17日に、この記事について追記しました。詳しくは下をどうぞ。
ライズだ。
今日は少し面白い動画を見つけたので紹介しようと思う。
今年復帰して一番最初に書いた、民主党小沢代表と『半島』の繋がりの構図が、俺の妄想では決してなかったことを裏付ける動画といっていいと思う。
それと同時に、小沢氏がどこまで汚い人間だったのかも再確認させられる内容である。
ここまでまとめられた動画があったとはと驚きながらも、「やはり言ってきた事は間違ってなかった」と安堵にも似た確信を得る事ができた。
内容の進行としては、
そしてそれを裏付ける日高義樹氏の“証言”、
『半島との系譜』について、そして一連の事件の歴史表など、
かなり深い所まで踏み込んだ動画で、俺の知らないところまで見事に網羅されている。
青山氏のパート見てて思ったけど、こういう告発番組ばっかりやりゃ、マスコミも見直せるのになぁ。
内容が難しいと感じても、とりあえず最後まで見続けてほしい。
途中途中で意味が分かるだろうし、何よりこれが小沢についての問題が比較的分かりやすい代物でもある。
一度で分からなくても、何度か繰り返せば全容も分かってくるだろうし。
マスコミとの癒着、その腐った構図までだいたい分かるしね。
どうしても分かりにくいという人が多ければ、俺自身が分かりやすいよう注釈を加えた動画内の全文をプロットに起こしてこの日記に貼っつけてもいい。
３月１７日 追記。
動画そのものにアクセスしにくい、あるいは携帯からのアクセスがあったことを考慮して、全編を注釈をまじえてプロットに起こしました。
解釈などが間違っている可能性もあるので、その場合は下記コメントで指摘して頂けると俺自身助かります。
あと、長くなりますが、今の政治について知りたいと思うならば、どうか最後まで流さず読んでいただきたい。
それでは、どうぞ。
前説明：小沢氏と同じ旧田中角栄派閥だった故・梶山静六元官房長官が、
青山氏に『大阪の向島（むこうじま、と発音する。飲食街。）で、小沢一郎とそれから検察の関係者が何をしてたかっていうのは、一度調べた方がいい』といった発言を、その昔漏らしていた。
その発言の当時は、まだ小沢代表は自民党に在籍していた。
テロップ『告発人 青山繁晴』
青山氏「向島で取材しましたら、なんと小沢一郎さんが、法務省（法務省とは、現在小沢の秘書を逮捕した“東京地検特捜部”を有する組織）の当時の現職の課長、それも課長って言ったら皆『大したことない』と思うかもしれないけど、法務本省の課長で、もちろん元々検事です。そしてスーパーエリートで、必ずトップまで行くと言われていた人を、向島で接待して、その検事その課長はお金を払わなかった（と、言う事は払ったのは小沢だった。つまり小沢は“特捜部”に賄賂を贈った事になる）。それで、僕はそれを確認したのでその（接待を受けた）課長その検事に２人だけで会いまして、『貴方は何月何日何時何分から何時何分まで向島の料亭でこういう中身の接待を受けて、げんしゃ（“分限者”の分が取れたもの。分限者とはお金持ちの意。ここでは支払いをした者のこと）もその時に居て、貴方は金払わずに帰ったでしょ。“何のために小沢さんが貴方を接待したか”貴方には理由分かるはずでしょ？ 何故か。小沢さんの親分であった田中角栄さんが、東京地検特捜部に逮捕されたから（後にこれはロッキード事件と呼ばれる）。今後、田中が、竹下が、こういうグループが、つまり金権政治（金の力で支配する政治のこと）をやってきたグループは、法務検察、検察庁を（賄賂で）抑えないと、自分達がまたやられると思うから、貴方を接待して接待漬けにして金を払わさせないで、ね？ こうやって取り込んでしまおうと、それが目的だと、分かるでしょアナタ検事だったら』と。そしたらその課長は、その、お茶をこう取ろうとしたんですが手が震えて取れない。だから、ああやって、『起訴なんかできないぞ！』って言ったら（３月４日、小沢氏は会見の中で、質問に答える形であったが『秘書が起訴されることはない』と発言している。一見希望的観測での発言に見えるが、検察からしてみれば圧力を掛ける警告そのものであった）、それがねちゃんと（圧力を掛けられているのだと）反応する検察ＯＢとかが居るわけですよ」
小沢氏（会見映像）『私は、覆る事が、ないとさっきから言ってる通り、必ず、近いうちに嫌疑が晴れると。』
青山氏「梶山さん（前説明で触れた人物。現在は故人）自身がおっしゃったのは、自分が法務大臣になってるのも実はその（賄賂後に作られた、身内から法務大臣を出すことで第２のロッキード事件が起こるのを防ぎたいという）伝統に乗っ取って、その竹下派、旧田中（角栄）派からとにかく法務大臣を取って検察を抑える（前述の通り検察は法務省の管轄の為）んだってことをやってるんだと。つい最近まで検事総長をしてたＯＢ、検事総長って一番上ですよ、に電話してあの（小沢氏での会見での発言）圧力は大丈夫か」って言ったら、『青山さん、あの会見でやっぱりそれ分かりましたか。ね？ そうですよ、しかしね。我々だって馬鹿じゃないんだから、この事件をやる前に、小沢人脈の奴は（特捜から）外してきたから、ちゃんと“耐えられる”と思ってこの事件をやったんだ』と言ったと。」
テロップ『告発人 石原慎太郎』
ＷＩＬＬ ２００７年９月号
「小沢総理なんてまっぴらごめんだ」 より
石原氏「日本をアメリカの経済奴隷にしたのは誰か。
金丸・小沢じゃないですか。」
テロップ『戦争と経済』
１９８９年 日米経済構造協議
石原氏「日本のバブル景気全盛期、
日本経済に敗北したアメリカは圧力をかけて
“２７０項目の要求”を日本に突きつけてきた。
これに対し私は１４０項目の反対案を作り
それを発表しようとした矢先、
自民党の最高決議案の総務会が４回潰され、
アメリカからの一方的で不当な要求がそのまま通ってしまった。
これは小沢幹事長（当時）が命じたんです。
その年以降、毎年、日本はアメリカから
年次改革要望書を突きつけられるようになり、
アメリカに言われるままに金融市場を解放し、
日本は米国ヘッジファンドの餌食にされた。
それを許したのは小沢一郎、
あなたではないですか。」
テロップ『戦争資金』
１９９１年（平成３年） 湾岸戦争
石原氏「当時は海部政権（海部俊樹政権）ですが、
これは金丸と小沢が作った
傀儡政権です。
組閣人事はふたりが行った。
その海部内閣の主要閣僚４人で
紀尾井町の「福田屋」という料理屋で
接待したら…
同席していたブレディ米財務長官が
いきなり４０億ドル出せと言い放った。
４人は「そんなカネは急には出せない」と断った。
ブレディは繰り返し３回言った後、
「よしわかった。これで日米関係は悪くなる。
あんた方の責任だ。もう一度名前を教えろ。
中山、橋本、武藤、坂本だな」
「ちょっと待ってください！」
慌ててひとりが電話をかけた。
当然、相手は幹事長の小沢です。
小沢が金丸に相談して、
その場で４０億ドル出すことが決まった。」
裏付け
テロップ『証人 日高義樹』（ＮＨＫ米国特派員）
ブレディ帰国 記者会見
記者「日本はカネを出しましたか」
ブレディ「出したよ」
記者「いくらなんですか？」
ブレディ「４０億ドル」
記者「大成功ですね」
ブレディ「俺は２日かかると思ってたんだが、アイツらちょっと脅したら４時間でカネを出した。だったら最初からもっとふっかければよかった。」
石原氏「その後、金丸はさらに９０億ドルを出したが
その直後に戦争は終わってしまい、
そのカネが何に使われたのか報告すらない。
日本にキックバックされたという噂があります。」
菅氏「やる以上はちゃんと相手を打ち負かせることが出来るかどうか自分の力量を判断し、もし不足だと思ったら少しぐらいは教えることが出来るかもしれない。もし私が金とか何とかのことをハマコーさんが私の前で言ったら、『そうですね、あなたから１０万円持ってこられましたね』と必ず言いますし。」
（ＴＶタックル内、テロップは『民主代議士会へハマコー乱入！？』）
ハマコーこと浜田幸一氏「私が行って菅直人に言うんですよ。『その金は俺が小沢から来たものを配ったんだからー。』（スタジオ爆笑）」
石原氏「その後、１９９１年の金丸事件で
金丸さんは検察に起訴された。
そこで刻印のない金の延べ棒が出てきた。
これが北朝鮮の金棒だったわけです。
小沢・金丸は何をやったんですか。
アメリカに約束した８年間で
４３０兆の税金を無駄遣いし、
この埋め合わせのために国債を発行し、
それで日本の財政はガタガタになってしまった。
この体たらくを作ったのは誰なんですか。
小沢一郎のような人物が日本の首相になったら
とんでもないことになります。」
―――石原慎太郎
テロップ Ｑ．なぜ北朝鮮なのか？
（ここで系譜の画像。しかし文字では表記しがたい為、解説音声のみを文章化する。解説者は勝谷誠彦氏。）
テロップ 『金丸 信：自民党閣僚経験者。１９９０年に北朝鮮を訪問し、国交正常化や統治時代の補償を約束する。』
勝谷氏「西松建設は、極めて北朝鮮と関係が、戦前から深い会社なんです。今北朝鮮の電力のほとんどを賄っているのは鴨緑江（おうりょっこう）にあるダムですけども、これを戦前に請け負ったのが西松建設なんです。だから日朝国交回復化すれば、そのツテを辿って、またそのパイプが復活するということで、拉致問題を進めてきた、声をあげた（のを？）中止しましたけども。」
テロップ 『竹下 登：元内閣総理大臣。リクルートから贈与を受けていたことが発覚し失脚。その後、傀儡政権を立て闇で政権を支配する。』
勝谷氏「一時期そういうゼネコンを連れて、訪朝だか行くって話あったじゃないですか。拉致被害者達帰ってきてないのに。（聞き手から「金丸さん行ってますよね」との声が上がる）あの時にも、ゼネコンの名前に西松建設の名前が入ってたり。で西松建設ってのはどういう筋かと言うとですね、元々田中派の財布（？ 聞き取りにくい）だったんですよ。」
テロップ 『経歴 小沢一郎』
１９６９年 田中角栄の派閥に所属
１９８５年 国家公安委員長に就任
１９８７年 二階俊博を経世会に誘う
１９９０年 金丸とともに北朝鮮訪問団に参加
１９９１年 「経世会」会長代行に就任
勝谷氏「で金丸信さんの親族である方のが居て、今回名前挙げられてる２つの政治研究会の名前を検索すると、元々は、えー亡くなると同時に解散してるんですが、元々は一方橋本龍太郎さん（恐らくブレディ氏接待の際の一人）の政治団体の名前なんです。もう一つは小渕恵三さんの政治団体の名前なんです。」
テロップ 創政会−経世会−平成研 歴代会長
１．竹下登 １９８５年−１９８７年
２．金丸信 １９８７年−１９９２年
３．小渕恵三 １９９２年−１９９８年
４．綿貫民輔 １９９８年−２０００年
５．橋本龍太郎 ２０００年−２００４年
− 空席 ２００４年−２００５年
６．津島雄二 ２００５年−（現在？）
勝谷氏「それが何故か今また復活して、そう近未来ナントカで、浮上してきているという事で、要するに田中経世会ど真ん中で、それが割れて民主と自民にはなってるけども、結局お金のパイプは似ていたということ。」
テロップ 『北朝鮮にたくさんカネを持って行って、「日本人を何人か返してください。」と言えばいいのではないか。
―――小沢一郎
国交樹立、平和外交、日朝友好
これらの美名はすべて
小沢一郎が築き上げてきた利権を守るために
塗り固められた詭弁ではないのか。
その汚職にまみれた政治体質は、
かつては自民党を腐敗に導き
そしていまは民主党を腐敗に染めている
そういえないだろうか。
葉梨氏「そうすると、この４８３万円（小沢代表の資金管理団体“陸山会”がコンサルタント会社から受け取ったマンション代。後に返還されたと発表されている。）は返還金という名前は使っておりますけども、贈与に当たる、可能性が出てくる。」
（スーパーニュース アンカー内）
青山氏「そうです。それが、あるから逮捕したんです。」
（ニュース ゼロ内）
河上和雄氏（元東京地検特捜部長）「特に特捜部の場合は絶対的な自信がない限り逮捕なんかしないんですよ。だからこれはもう逮捕即イコール起訴、が通常のケースだと言って良いと思います」
（スーパーニュース アンカー内）
青山氏「この時期に、この人物をやるにあたって、検察は存亡を賭けた捜査になるという覚悟の上で踏み切りましたと。」
（ここで背景が変わり、田中角栄、金丸信、竹下登、小沢一郎の写真が登場し、そのうち田中、金丸、竹下の上には検察の判子が押される。）
（次に、問題となっている小沢代表のマンションの契約書のアップになる。書類の内容は読み取れる部分から下を記す。）
『 確 認 書
陸山会（以下甲という）と小澤一郎（以下乙とする）は、甲が売買契約を行う下記の不動産につき、次の通り確認する。
所在地 世田谷区深沢（本当は詳しく載っているが敢えて記載しない）
地積 ４７６㎡
平成十七年一月七日現在、乙は政治団体甲の代表者である。本件不動産は甲が政治活動に使用するため、売主■■■■■■■■■より購入するものである。ところが、甲は法律上は人格なき社団であるため、甲の名義で不動産を登記する事ができない。そこで便宜上、乙を甲の代表者として明記したうえで、売主との間で不動産売買契約を締結し、
（ここから下までの間が確認不能）
ものであり、乙個人は本件不動産につき、何の権利も有さず、これを甲の指示なく処分し、または担保権の設定をする事はできない。売買代金その他購入に要する費用、並びに、本件不動産の維持に関する費用は甲がこれを負担する。
平成１７年１月７日
（甲）陸山会
（住所）同上の理由で記載しない
代表者 小沢 一郎
（乙）小澤一郎
（住所）同上の理由で記載しない
代表者 小澤 一郎』
※つまり“ザワ”の字を変えて取引して契約した事と思われる。どこまで汚いんだよ。
テロップ 『地方遊説』
小沢氏『目先の自己の利益を追求することのみに汲々として、国民生活をまったく無視した、政治行政が行われております！（そりゃお前さん自身の事ではないのかね、とツッコむためのシーンです）』
青山氏「昔から小沢さんが旧田中派に居て、ずーっと力を握ってきたんで、とにかく小沢事務所を通してないとですよ、突然取れてた工事が取れなくなったりして。」
建設業界関係者のインタビュー『だから指名に入るためには、各社が色んな企業努力（献金など）をすると。』
テロップ 公設第一秘書逮捕 小沢代表会見（２００９年３月４日）
小沢「私は、大変大勢の個人の皆さんからも献金を頂いてますし、ゼネコンだけじゃなくその他の企業からも、身に余るほどの献金を頂いております。あー、そういう、ことをそのまま受け取ったということについて、えー、至極、自然のことだと思っております。」
テロップ 『政治腐敗の最後の牙城が いま切り崩される』
08/06/04 小沢一郎が裁判で原告控訴
検察が捜査を開始する
08/09/07 三宅久之が、小沢敗訴の事実を
TVメディアではじめて言及する
（尚、この間、新聞報道は一切ない）
以下、三宅氏の言及内容を軽く。
三宅氏「６月４日の日にね、東京高裁が、小沢さんのその名誉毀損の訴えを却下してだねぇ、原告敗訴したって事件が起きたんです。東京地裁は、それは記事には信用性があると、いうことで原告敗訴。で小沢さん控訴したのが６月４日にまた出たんですよ。まだ、一審を支持して記事には真実性があると。…どこの新聞も書かないのはどういうわけだ、どこのテレビも放送しないのはどういうわけだ。」
08/09/15 リーマン破綻・世界金融危機・勃発
08/09/29 麻生総理就任
08/10~12 麻生批判は加熱する一方で
小沢の贈収賄疑惑はまったく報道されず
08/10/12 花田紀凱が、政治報道の3大タブーの
ひとつが小沢ネタとテレビで証言
みのもんた「どんどんどんどんこういう情報はね、明るみになって出てくるんですね。そういう中で私どもは１１２名の民主党の議員さんにアンケートをお願いしましたら１７人しか、答えていただけなかったと。これ、なぜでしょうかね？ 民主党の議員の皆さんに聞きたい。非常にこれが僕は、残念です。はっきり言って。」
09/01/08 衆院予算委員会で葉梨康弘議員により、
小沢の贈収賄疑惑および、
民主党議員による４０００万円相当の
献金関係が指摘される
以下、その指摘部分の葉梨氏の言葉を軽く。
葉梨氏「いいですか？ １６万円のパーティー券購入されてますけど、あなた方、いま野次られた民主党議員に流れましたのは、４０００万円以上ですよ！？ ねぇ！ ちゃーんとそこらへん、そこらへんで言うんだったら調べてくださいよ！ そして、報道もありますけれども、この質問についても、個々にね、両者と振り合わせをして、報道されたっていう風に、報道されてるじゃないですか！ 同じように今、野田大臣に対して言ったような質問を、参考人として、民主党の議員の皆さんに、私から、質問させてくださいよ！」
09/01/21 西松建設社長を逮捕
（※その後20日間の拘留期間を経て起訴）
（同日） 元西松建設専務 死亡
09/02/24 西松関連で検察に事情聴取を受けていた
長野県知事・元秘書 死亡
09/02/27 2009年度予算案が衆院本会議で可決
09/03/01 小沢スキャンダルを告発した元参議院議員、
韓国3・1独立運動シンポジウムで報告の後、
夕食の席で心臓発作で死亡
（デスノートかよってぐらい出来すぎたタイミングだな）
09/03/03 小沢第一秘書を含む3名を逮捕
（※その後20日間の拘留期間を経て公訴）
（同日） 小沢一郎が（一時的に）行方不明となる
09/03/11 小沢の元秘書だった石川知裕議員に事情聴取
・
09/03/24 小沢・西松 不正献金事件の公訴時効期日
（終）
つまり、特捜部がこのタイミングで動いたのは、時効がもう迫っていたから、というのも大きな要因だったのではないかと。
これでもまだ、この男を総理大臣にしようと思いますかね。
