『ノートは無いし、キャンバスもない。』

俺の妹が終業式だった。

やってきた通知表は、4が4つ、後ぜんぶ5だった。

塾に一切行ってない割に、英語と国語、技術と社会は4。

そろばんやってたからなのか知らんが理系オール5、

水泳やバスケやってるからなのか体育5、

ピアノ習っててオペラに出演経験あるからなのか音楽5、

お菓子作れるからなのか家庭科5、

絵を好んで描くからなのか美術も5。

本人は四条畷を目指しているらしい。たしかに全盛期の俺よりも成績がいい。

このまままっすぐいったら寝屋川が滑り止めになるレベルかもしれない。



一方俺は予備校の手続きをしていた。



ノリめ。リア充スペックで猛威を振舞いやがって、千の風にでもなってしまえ。


あ、備考欄に『人の話をちゃんと聞きましょう』ってあったぞ。それその通りだから。いい加減わけ分からん発言はやめなさい。

俺も中1の時書かれたから人のこと言えんけどね。今でも言われるし。やっぱ俺ダメじゃんかよ。



そういうライズだ。なんか話聞けないのは家系的なアレらしい。

昨日からどうやら風邪をこじらせてしまった。季節の変わり目って怖いな。

腹丸出しで寝てるからなのか髪半渇きで寝てるからなのか雨の日に近くに買い物に行ったからなのか、心当たりがありすぎて逆にわからん。

とにかく、具合悪化は避けたいな。10時間睡眠してるのに体が弱ることってあるのかね。逆に弱りやすいとか?

まぁいいか。気を付けよう。


近況の話。

最近ようやく長編の原稿を再読して書き始めたよ。

なんか「あー、そういやこういう話だったやー。」っていう細かいアレが抜けてて思い出すのに時間が掛かった。

危ない危ない。伏線無視して話進めるところだった。


しかし、ここまで話が膨らむとは思ってなかったよなぁ。つくづく。

元々短編だったものを、『どうにもこの裏づけを書いた方がいいのでは』と思って書き始めたのが止まらなくなって、10倍にも20倍にもなってしまったわけだけど。


現在連載途中の『Undoubtedly lasting yard』では、現代と18年前を描く第一部の『歪んだ箱庭』と、18年前からの遺物達を追求して罪を課せる第二部『Whodunit?』の二部構成になるわけですが、どうにも先はまだまだ見えてこなさそうだ。

表の主人公たる伊藤和彦が自分の犯してしまった事から成長する話が『歪んだ箱庭』だったとすれば、

影の主人公であった池村直樹たちが、自分の犯した事を隠蔽し秘匿した結果として破滅していくのが『Whodunit?』と呼べるんじゃなかろうか。


まぁ『Whodunit?』の伏線、というかガジェット的なモノは既に小ネタ程度の範囲で表まとめにバラしてるわけですが。まぁあっこから第二部のストーリー全体が割れる事はありえまい。

彼らが『箱庭』の後どのような運命を辿っていくのか。実はもう2章ぐらいプロット書き終わってるんだけど、箱庭が終わらん限りは更新できないもどかしさ。

じゃあ早く本編やれよ、と言われると仰るとおりなんですが。

ちくしょう。第11章のプロットを手書きした小さいノートがどっかいって書くの詰まった。

アレがないと非常に困る。誰か見かけた人居ませんかね。そりゃ居ませんか。

一から書くしかないのかー。重すぎるぜー。


まぁ、おいおいやっていきますわ。

風邪気味だから今日はもう寝るわー。おやすみー。