『石頭と呼ばれた、男の中の男。』
『tote hrxato kataqematizein kai omnuein oti ouk oida ton anqrwpon kai euqews alektwr efwnhsen』
彼は「その人のことは何も知らない」と言って、激しく誓いはじめた。するとすぐ鶏が鳴いた。
『kai emnhsqh o petros tou rhmatos ihsou eirhkotos oti prin alektora fwnhsai tris aparnhsh me kai exelqwn exw eklausen pikrws 』
ペテロは「鶏が鳴く前に、三度わたしを知らないと言うであろう」と言われたイエスの言葉を思いだし、外に出て激しく泣いた。
――――マタイによる福音書 第26章第74、75節より
ライズだ。こんにちは。
相変わらず、受験勉強に埋もれた時間の隅で、聖書を読んだりする生活をしてます。
「福音書はどれ読んでもストーリーに大差は出ない」と言われたんで、前の日記の時はヨハネ福音書だったんだけど、気が向いたのでマタイのほうをペラペラと読んでみた。
でもおかしいな。なんか片足突っ込み始めてる気がする。
べつにキリストに入信する予定なんかないけど、別に趣味で読む範囲って問題ないよな………。
さて。突然だが、第二回の『Cipher Blitz Tune C.Classics』で取り上げる人物は『シモン・ペテロ』にするとたった今決定した。
一応歴史上の人物だしな。初代ローマ教皇として名を残してるし。
それにしてもペテロかっこよすぎる。
いや断じてかっこよくはないけど、でもこの愚直さと人間らしさが素晴らしい。
十二使徒の中でも一番好感が持てた。というかもはやこの扱いは主人公。最初の弟子だからそりゃそうかもしれないけどさ。
ヨハネによる福音書での3度の「ヨハネの子シモンよ、わたしを愛するか」とか、
ペトロ行伝の「あなたが私の民を見捨てるのなら〜〜」とか、
もうなにかと復活した後の師にも迷惑掛けっぱなしだったけど、最期は殉教したのだから関係あるまい。
「あなたのためには、命も捨てます」
それを結局は達成できたじゃないか。
あまり語りすぎるとシークラでのネタが無くなるので留めておくけど。もし興味が出たのなら、第二回のシークラを楽しみにしていただけると嬉しいです。
語ることによって、シモン・ペテロについて出来るだけ皆さんに興味を持ってもらえますように。Blessed be the Lord, Amen.
………ダメだ。好奇心から聖書読みはじめただけで全然教徒じゃないし、いいのかこれって感じがそこはかとなく。
でも、何事ものめり込まないことが大事ですよね。
俺も教訓こそ得ても教義に縛られる生活は望んではいないのである。
色々書こうと思ってたけど眠気が急に来たので次の機会に回すとするか。
なんか最近日記の長さを保てない回があるな。
疲れ溜まってるのかな。
ちょっと休憩しよう。おやすみ。