『コテレンサイトの今後について。』

ライズだ。こんにちは。

今日は少しコテレンサイトについて論ぜねばならんと思ったのでそうする。

一応この記事を贈るのはメンバー7人に向けてであるので、そうでない人はまったくもって読む意味がないものであることは最初に述べておく。


他人様のブログのコメントで晒した本音だが、俺は7人に対して、というかはコテレンを巡る空気について、危機感を募らせている。


『そんなこと考えず、気楽にやりゃいいじゃん』と言う輩が2人ぐらい居そうなので前もって説明しておくが、原因はそう思っている連中の心そのものにある。

以下、しばらくお付き合い願いたい。


前に述べたとおり、俺は従来のコテレンについて些か否定的である。

というか、内輪で盛り上がるあの雰囲気が単純に堪えられない。

楽しいのはお前らだけだ、ってなるのがだ。

それならローカルでやれ。ウェブサイトに載せるという事の本質を分かってない。


誰が見るかわからんのに自分達だけが勝手に盛り上がっている現状。世界と繋がるインターネットにありながら閉塞的という致命的な矛盾。

それを解消するためには、作り手側にもリセットが必要だ。

それと一般客を招き入れる入り口を同時にこなすために作られたのがコテレンズオリジンという最終兵器というわけだ。


メンバーだけで盛り上がっている事のつまらなさを風刺する目的でも、オリジンにはコテレン以外のもうひとりの主人公面高恭造を動かしているし、何も知らない初見でも分かるような物語を心掛けてもいる。

なによりそもそも、従来のテンションで小説を書くと絵がないぶん滑るに決まっているし、『こいつらは何なんだ』という一般客にとって当たり前の疑問でさえ解消される事はない。

当然面白さも伝わりはしない。



よってテンションが違うのは当然だし、むしろ今までの、有って無いような、むしろ有るだけ有って動いていないような、ハリボテの人形にしか過ぎなかった内輪の雰囲気こそ俺は壊さなきゃならないと判断している。



コテレンズオリジンが本来のコテレンの雰囲気から掛け離れている?

ちゃんと今までのテンションに回帰するのか?

とんでもない。それを風刺してメタにすることでコテレンサイトに本当の意味での解放を与えることが俺の最終目的だ。

もちろん、作中で銀乃城一貴が日本を裏切ることで日本に解放を与えたことと無関係ではない。



『気楽にやろうよ、そんなに難しく考える必要ないじゃん』

そう言う馬鹿が必ず居るので言っておきたい。

閲覧するのは不特定多数の人間だ。金を取ってないからなどと言って、作り手に責任が帰依しないということはない。


気軽にそう言ってられるのは、俺達が自己満足の中で完結しているからだ。

何かを書いても顔見知りの10名前後にしか責任を取らなくていい、その考えが自覚的無自覚的問わずどこかで存在しているからだ。


責任ってなんだ、無料のスペースに無料で書いて無料で見せてるのに――そういうやつは創作活動を降りた方がいい。

邪魔だ。


俺たちは今、この文章を書いている瞬間にも、全世界に対して物を発信している。

俺たちは、全世界60億人……とまでは行かなくとも、少なくともサイトを覗いた『全ての不特定多数の人間』に対して、否応なく責任を持っている。


そしてその責任とは、コテレンサイトに限って言うならば、閲覧した人間に何らかの娯楽を与えるべきという責任だ。

それすら無ければ存在価値は無に等しい。


まぁ与える感情は、受け取り方も数通りあるだろうから、別の感情であってもいい。

だが、『つまらない』という感情であっては、創作者として失格に決まっている。


そして、内輪で盛り上がってるだけの、異様な空気にのみ支配されているあの空間は、何の構えも予備知識もない赤の他人からして『つまらない』以外になるとは俺はどうしても思えない。


くだらないキャラ名変更程度で苦情を送りつける馬鹿が居たので、この思いはさらに顕著になった。

冷静な立場になって、このなぁなぁの馴れ合い創作の空気は、何よりも優先すべきであるはずの閲覧者のために一掃させる必要があると固く信仰する。

その窓であり、掃除機であるのが『オリジン』であるということもだ。




客を世界の始まり、オリジンへ引き込むと同時に、

俺たちの馴れ合いの雰囲気を、起源、オリジンへと巻き戻すために。




俺がこの言葉を向けているのは、俺と同年代の人間であり、大学一回生か浪人生のいずれかである人間達だ。


だからこそ、俺の言っていることは、先入観を取り払って真面目な視点から現状を捉えれば自ずと理解するものだと信用している。

18、19歳にもなれば、そしてそれまで曲がりなりにも創作活動を数年以上行っていれば、これへ反論することへの愚かさも理解してくれるはずだ。

皆が、小学校13年生は卒業していてくれていると信じて、俺はこの話をした。

同じメンバーに属する人間として、その7名へ向けて。


皆はどうする?

これでもまだ、アレを食い詰め物とするのか?



理解されないのであれば、オリジンは俺のサイトでのみ続けさせてもらう。


リンクは取っ払ってくれて構わないし、不評の人物紹介も取り払えばいい。


自己満足の愚衆と、読み手第一主義の俺のどちらが評価されるか証明してやるよ。



さぁ、単色の物書きが御相手する。