『日本であるということ。』
「敵は本能寺にあり!」
意気揚々と進撃する光秀率いる謀叛軍。
しかし織田信長はその30分前に大往生していた!
「信長はん死にましてん!」
家臣の必死の訴えも盛り上がっている反乱軍には通じない。しかたなく本人の死体を確認させようとするが、それを影武者だと見ずに決め付けた光秀軍は進撃を続行。
登場人物達の必死の右往左往にもかかわらず、遂には本能寺が炎に包まれてしまう……。
という物語のアイディアが出た。いや、昨日の信長特集見て思い付いたんだけど。
『コテレン』に『ライジング外道舞姫』を並行させてるから着手はもう少し遅くなるな。
まぁ、アイディアが湯水のように出るのに悪い事はあるまい。納得いくよう料理するのに時間が掛かるけどな。
というわけでライズだ。
最近の友人とのやり取りが「じゃあお前がやれ」→「俺は関係ないので」→「どうでもいい」の黄金ルーチンパターンになってきて、元々死に体だった人格がさらに激しく損なわれてるような気がする。
喉をぶっつぶして高熱が出た上に痛さで夜眠れなくて、「そういや去年もこんぐらいのときに熱出たっけ」と思い出しつつある。
声帯が無問題なだけまだ生活に支障は無いが、そういやガンの患者さん、最期の方は喉がめっちゃ腫れてたなと思い出したくも無い引き出しも一緒に開けてしまった。
さて、今日も今日とて、評論ともレポートとも付かない独自の論をぶつわけだが、それだけで帰る人間も居そうだから最初は軽い話しから入っておこう。
正直、無気力で始めた法の欠片もないこの日記で今更何をやろうとも、そしてこの大衆向けの電子網のなかで誰に読まれようが、誰が読まずにブラウザを閉じようが、気にし始めてもキリがないから考えないし、それによって各団体から『それは不適切だ!』と言われてもまったく怯むつもりはないが、さはさりとて誰も読まなくなるとそれはそれで泣くので、まずはこんな話題から。
先日、テストが行われた。マーク模試ではなく塾内なんたらクリニックとかいううさんくさいやつだ。
まず手ごたえからお知らせしたい。
おい、こんなところで諦めてていいのかよ!
そんなんでお前、熱いモン捨てちまっていいのかよ!
ここで終わりじゃないんだよ!
もっといけ! 行け! 行け!
はい国語と世界史死んだ! はい今死んだよ!
松岡修造のテンションでテストの出来を表すとこんな感じ。
あーぁ。
ところでなんだが、その俺のテストにて、いわゆる“バタフライエフェクト”が発生した。
バタフライ効果というのは、「アマゾンの蝶のはばたきはテキサスで竜巻を起こすか」に代表されるカオス理論で、小さなことが影響してネズミ算的に因果関係の玉突き衝突が発生し、ほかの物に影響を与えるってやつだ。
例え話にすると、俺がタイムトラベルして、昔の俺の街で小石を蹴ったとする。すると俺がこの街に引っ越さなくなる歴史に変わっちまうかもしれない、大袈裟に言うとそういうことである。
何が起こったかというと、
まず俺は最初設問54番をイにしていたわけだが、ふと思い立ってロに変えることにした。
すると消しゴムが52番のロにも引っ掛かってしまった。
汚いしマーク認識されなくなるので仕方なく52番も54番と一緒に消すと、53番のハがかすれた。
面倒になったとイライラしながら力任せに消すと、51番の回答が母なる大地へ変貌した。
この51番は悩んだ問題で、結局勘で何を選んだか覚えてなかった。
しょうがなく考えていると、設問ごとに決められた制限時間が迫った。
蝶が竜巻を起こした瞬間だった。
俺はいそいでマークを埋め、泣きながらページを必死にめくった。
それがThe Beginning of the End、まさしく最後の審判であった。
今までのページに乗りかかっていた小さな丸い消しゴムが、ページ乱捲の拍子にぷほーんと跳ねて、さながらアルマゲドンに出てくる小惑星のごとく物凄い勢いで突貫し視界から消えた。
くしくも劇中の小惑星は、“テキサス州の大きさにも匹敵する”ものだった。
まさにバタフライが竜巻を起こすには絶好であったというわけだ。
ハリケーン・リタの吹き荒れるテキサスで終了の合図が鳴った。俺は泣いた。もうどうにでもなれ。
続いて、冒頭で触れた喉の話。
「ドロー、スタンバリからメイン。バルバ妥協召喚。バトルフェイズ、アタック。魔宮の賄賂使います。効果天罰使います。ヴァンダルギオン特殊召喚。墓地からバルバ蘇生します。ヴァンダルギオンアタック。バルバアタック。メイン2、カード2枚セット。ターン終了します」
1ターンでこれだけ喋らないといけないのに、なんで俺は公認大会なんぞに出てしまったんだ。
扁桃腺で高熱が出たわりに、インフル可能性あるので塾を休めと言われてもすることがなく、熱にやられて勉強することもできなかった俺は、同じく熱にやられて公認大会へ出てしまった。
まぁこんな状態でスキドレバルバなんぞ使ったところで勝てるわけもなく。
プレイミスしまくって全敗した。トーナメントパックの羊トークンを大事にしよう。
そしてやっぱり病状は悪化した。38度って。小学生でも言わねえよ最近。
まぁ今日になってある程度引いてきたので、明日の予定に支障はないかな。ないといいな。
明日は久しぶりに文芸部の皆と花火を河川敷でおっぱじめることになっていた。
幸いな事に俺の夏は何万回もループしてないので花火は一回限りですが。
武庫川の悪夢をさっさと文章にしないとな……。
いつかの尼崎商店街巡礼を上回る死に具合に何度嘔吐したことか。
まぁお楽しみに。
さて、充分無駄話もしたところで、本題にいく。
むろん、ここで題にするのはあと3日でやってくる総選挙について、である。
正しく言い直すなら、あと3日でやってくる『日本が日本でなくなる日』でもあるが。
売国党のシンパは多い。
誰が言ったか知らないが、議席は320議席を上回る勢いであるらしい。
いまや誰もが「民主党でも一回ならいいかな」とさえ思っているのが薄ら寒い。
4年あれば充分だ。なにもかもが充分なんだ。
外国人に参政権を与えるのは数ヶ月で充分だ。
総連や山口組から集めた金で国民を釣るのは数ヶ月で充分だ。
自民党以上に髄の抜けた組織の枝葉に、根幹に、東アジア諸国の介入を許すのも数ヶ月で充分だ。
それだけ民主党には金がある。
マスコミに麻生総理の評判を下げるように――プライベートのバーまで引き合いにし――スポンサーという名の多額の賄賂を裏で贈っておきながら、それに国民が踊らされて全部思う壺という、これが他人事であれば『抱腹絶倒』とでも言えたであろう事態に、誰もが目を背けている。
偽装献金は、発覚から2週間も経ったにも関わらず各局ノータッチ、それからしばらくして数局がなさけなくちょろんと報道――こないだ調子乗ってやって小沢やめちゃったからかな――しただけだった。
これと同じ事麻生総理がやったら死んでたと思う。
鳩山なら、許される。
鳩山氏は、『外国人地方参政権』に熱を入れている。
なんでか。
総連が支援団体であることもあるが、それゆえに『外国人に参政権を与えると、総連経由での票田がそれだけ増える』のだ。
つまり彼らは、よほど下手な手を打たない限り、“今後安定して1億3000万人のうちの60万人の票”を獲得し続けることが可能になる。
それが彼らの狙いだ。
内政干渉だなんだという視点からも俺はこれに警鐘を鳴らしたいが、
なにより“自分たちのため”に今後の日本の在り方を日本人から奪う気でいるのは、
「ここが日本である限り」阻止するべきと思う。
日本は日本人のだけのものじゃない。
じゃあ誰のもんなんだ。
漢字読めるのか。日本の人が日本人だよ。
国民が自力で背負うのが国のあるべき姿なんじゃねーのかよ。
日本人だけのものじゃない?
日本が日本人のものじゃなくてなんなんだよ。
さぁ言ってみろよ売国奴。
言えよ第一党候補!
お前らの義務だ、さっさと言ってみせろよ!
…………それができないのがな、民主党、お前らなんだよ。
日本であるということを、私利私欲のために、票田のために捨てちまったのがお前らなんだよ。
日本人であるという事を捨て、国旗も国歌も胸張って出せないのが、お前らなんだよ。
ラ・マルセイエーズを高らかに歌えないフランス人なんて居ねえよ。
君が代を高らかに歌えない日本人は、これと比べちゃいけないってのか。
日本国旗を切り刻んで掲げ上げる日本人は、これと比べちゃいけないってのか。
お前ら間違ってるよ民主党。
そんなの承知の上でやってんだろうけどな。
そんで、承知の上でやってる政党を支持しちまうのが、お前たち日本国民なんだよ。