『ネタがないので不老不死について。その2』

国家のファイヤーボール。


ライズだ。こんにちは。

国家のファイヤーボール。アイディアを考えている時に思いついたフレーズである。

まず国家をファイヤーボールするより前に言葉をキャッチボールする所から始めようか。俺。


さて、昨日9.11テロについての記事を書きそびれたのであれは来年に使いまわすことにする。

とはいえそうすると、ここで書くべき事が「P3ポータブルの女主人公がモロにタイプすぎる」とか、「女主人公とあんなことやこんなことしたいハァハァ」か、「女主人公のエロ同人早く出ないかな」ぐらいになってしまい、それはもはやオンラインで垂れ流すだけの意味もなく、一人で勝手にやってろレベルなので、毎日呪詛のようにぶつぶつ言うくらいでここでは留めておく。


何を書こうか悩んだので、何を書こうか悩んだ話を書こうと思う。コロンブスの卵もびっくりなコペルニクス的発想転換。コロンブスなんだかコペルニクスなんだかわかんなくなった。

毎回毎回日記にそれなりに長い文章をのっけているわけだが、このネタはどこで考えているかというと、大抵電車の中である。そんで、物語のネタのついでに考えているのである。


「国家のファイヤーボール」とかいう意味不明な言葉さえ産廃の如く大量に出るほど普段からとりとめもなくアイディアだけがボッコボッコ勝手に出てくるのがマイ脳みそであり、そんなかから気にいったものを留めておいて物語に活かすというのがここ数年のスタンスであった。

だから俺がやることは、この勝手にわらわら出てくるアイディアをどう組み合わせるかであり、それが実は一番自分で楽しかったりする。

書く時の楽しさはこれとは別の感覚なのだ。


そんなかで、ふと今の日本のこととかに行き当たって、そんなかに俺のアイディア積み木が続いてしまうと、日記のネタになるわけである。

今日で言うと、『「日本民族は外国の介入にアレルギーが出る」というが、同じ島国でありながら世界一位にまで繁栄したイギリスに、このへんどうすればいいのか学べばよいのではないか』というのが風呂場で出た。

実力者には実践していただきたい。


そんな中で日記のネタに悩むという事は、すなわち小説のネタを考える事も怠った結果ということにも結びつきかねない。

なんてこったい。


あ、こないだ思いついた小ネタがそういやあったわ。

そんなに長くはならなさそうだけど、当面これで行く。


以下、この話のベースとなった過去の記事を有名コピペの改変で軽く説明。



俺は不老不死の男というコピーに引かれ、不老不死になるためにはどうすればよいのか考えた。
不老不死なのだからどんなこともできる。
手始めに全裸で銀行にアンゲロ、アンゲロとつぶやきながら飛び込む。
金庫をこじ開け革バッグを肩に掛け大金を一気にかきこむ。
銀行員が呆然としながら見てくるが不老不死なので気にしない。
銀行員のスカートをめくりながら「幸せだから!幸せだから!」と絶叫、銀行員は無言で非常ベルを鳴らす。
だがまだ永遠分の食料代には不十分、次は食い物屋にムッシュムッシュと叫びながら飛び込む。
SAT(特殊急襲部隊)が総員構えの最中だったが不老不死なので無視。
半裸で逆立ちをしながら「俺に充電しろ!!俺に充電しろ!!」と絶叫。
SATは躊躇わず引き金を引いたが、確実に不老不死なので死なない。
開脚後転で食い物をかきこみビニールに入れて首に掛ける。
ゾンビの真似をしながら自宅に帰還、タンスを開けると一枚の写真発見。
死んだ親父が俺を抱いている写真だった。
俺は泣いた。



要約すると、不老不死になりたいって話を過去にしたわけだ。まったく原型留めてないけど。

で、思いついたことがあるんだが。


癌細胞に蝕まれたりなどしてダメになった自分の臓器と、自分のクローンから摘出した新品を、移植し交換し続ける事で不老不死になれるか、という話である。

元々小説のネタとして考えていたアイディアなのだが、実際に適用可能なんじゃねえのと思ったので書いてみた。

クローンもMGSのソリッドやリキッドみたいなのじゃなくて完全なソリダス的なデジタルリマスター(?)の超再現で、それを自分の予備として植物状態にしておくわけよ。

で、死ぬかもしれんってなった時に、そこから臓器を摘出する。すると、臓器はおろか血液まで完全移植可能という脅威のオペが実現するわけである。

無論、クローンも癌にかかるこたあるだろうと思うで、定期的に新しいクローンを作り続ける必要があるし、

何よりクローンの人権を完全に無視した自己中心的な方法にも違いないが、

不老不死は達成できるかも知れない。


肉体の限界が来るまでこれをずっとローテーション。

皮がだめになってきたなら、クローンに自分の脳だけ移植すると若々しい体で完全復活。

まさに不老不死。もはや夢物語でもあるまい。うはうは。


………ただ、脳細胞の代わりは利かなさそうなんだよな。なんだか。そうなるとやっぱり死ぬんじゃね?っていう。

クローンは下手に目を覚ますと俺と別人になってしまう可能性もあるしなあ。


やっぱり電脳化手術を施すしかないのか。来たれ2030年! 俺40歳になってるけど! でもタチコマに乗れるなら満足!

電脳化して、全身義体化手術して、ほとんど人間である事を捨ててまで不老不死を目指す。なんだかそれっておかしい気もするなあ。


ぶっちゃけていい?

2050年に、セックスアンドロイド出るらしいじゃない。ほとんど人間そのものってぐらい精密なのが。

たぶん外装とかも二次元顔負けの超美人仕様だと思うんだ。

でも、俺はそいつを体験できないんだ。60歳にもなったら枯れてるよ絶対。



だから不老不死にならなくちゃいけないんだ。でもそのために機械になると、結局それができないので元の木阿弥すぎる。


ゆえにクローン複製という非人道的な技術を用いてでも、俺はこの個体で不老不死を目指さねばならんというわけだ。


………俺さ、最近思うのがさ。つくづく理系の人間じゃなくてよかったよ。

俺が科学に陶酔なんてしてみ?

こういう研究ばっかり追求するマッドサイエンティストにガチでなっちゃってた可能性が否定できない。

それが失敗すると俺が悲惨な事になるし、成功したらしたで人類を不幸にする気がする。


しかし、不老不死にはなりたい。

なんていうんだっけ。フローズンなんとかじゃなくて、スリープなんたら? タイムうんたら………?

なんか凍らせて時間止めるやつ。

あれとかいいかもな。でも、今のくそったれた末期がん社会も捨てるとなると未練になるので、やっぱこのまま不老不死になるしかないのか。


どうしよう。トランシルバニアにでも行ってヴラド伯爵にでも噛まれたら不老不死になれるのかしら。

あーもう。秦の始皇帝が不老不死を求めた時の気持ちが痛いほどよく分かるぜ。環境こそ違えど、だいたいこんな感じだったんだろうな。


そうだ!エリクサーだ!賢者の石だ!ああいうので不老不死になればいいんだ!

じゃあ冒険できる勇者になるとかホグワーツに入学するとかそういうところから始めればいいんだ!

なんだ、簡単じゃないか。こんとんじょのいか(えなりかずき風に言うと)。

見てろよ。すぐに魔術学校を勇者の剣で攻め落として不老不死になってやるぜ。

ふぅはははー!!



………。



……………。



涙を流しながら日記を終えるのも、たまにはいいだろ。な。