『勉強と趣味の両立は絶対に不可能。』

ライズだ。こんにちは。


今夏ぶっちぎりの大イベント、汗と涙とよだれの集大成たる『第2回全統マーク模試』の結果を本日付で受け取った。

結果は、毎年受験生を散々送り出しているチューターをして「このままいけばほとんど心配ではないですね」と言わしめる

というのは若干誇張でしたすいません。


総合偏差値60.8

関学文がC、社がB、同志社日本文がC、関大文がB(受かったとこなのにBて。)、甲南がA(志願者1位)


まぁ、11月のペルソナ3ポータブルに手を付けさえしなければ心配いらないかな。

うん、手を付けさえしなければ。


………。

そこはかとない死亡フラグのかほり。


いいや、俺は負けないね。ペルソナ3は、現在開発中らしいPSP-4000型とセットで購入してさくさくやる予定だもんね。4000型は来年発売らしいからちょうどいい抑止力だし。

俺いままだ1000型だからなぁ、キャッシュも利かないし多分うまいことペルソナ3は封印できるはず!



とまぁ、こういう話題もありだよなと思って書いてみたんだけども、

短すぎる気がするので蛇足というか付け足しをしますか。

話が540度ぐらい変わっちまうのでご承知くだせえ。


むかし俺が書いた『フォークロア』という作品がありやす。


これは昔単発でイメージというかアイディアがあったものを、どうにかして形に出来ないものかと思って手を付け始めたものでして。

まだ『歪んだ箱庭』というやつが『神の消失地点』という短編に過ぎなかった頃に、それと並列して書いていたやつでした。


当初の設定としては、「途中で実家に帰ることに成功した小林怜治のそれから後の話(初期プロットコードは『降星編』と呼ばれていた)」だったんだけど、第2話や第3話の存在を構想し始めたところ『小林怜治の死』が不可避なものになってしまってきて、じゃあしょうがないと思ってそのものの土台からプロットを変更しなくてはならなくなったという曰く付きの作品でありました。

その時期的な成立は、結果として第2話や18年前の真相を固めるよりも前に出来上がってしまったわけですけども。


だからまぁ、『箱庭』よりも先に出来上がった「完成までいけた長編」としては、『フォークロア』が最初になる。

そしてその成立の起源ゆえに『フォークロア』そして「神の消失地点」からそのまま長編となった『歪んだ箱庭』が、世界観で共通することになったわけですな。


実際の成立も早い『フォークロア』は物語設定も1977年なので、早くても1989年から物語がスタートする『歪んだ箱庭』が“フォークロアから世界観を継承した”と言った方が合っているのかも知れない。18年前の真相のラストに登場するベトナム戦争やディール初発動といった例外を除けばね。


でなんでこんな話を急にしだしたかというと、その『フォークロア』をサイトに載せたいからなんですな。

「じゃあ載せればいいじゃない」と仰るのは正しいけど、3年前の自分の文章の幼稚さは前々回ぐらいに語ったとおりで、折を見て『箱庭の第一話』すらリメイクしようと思っている俺にとって、『フォークロア』の原文をサイトに載せるなんていう切腹行為にふんぎりが付かないというのが正直なところなわけですよ。


折りしも『コテレンズオリジン』の息抜きに違うやつをパパンと書きたいなと思っていたところで。

箱庭の第11章(初期プロットをどっかにやって若干停滞ぎみ)にするのも気が重いと思ってたわけで、じゃあ『サイマルテニアス』やるのか?っというとそれもまた今の実力じゃ無理だなっという部分がある。

じゃあ『フォークロア』っていうところなんだ。

『歪んだ箱庭』として物語が連結成立するより前に書いた話だからっていうのもあるけど、他にも色々都合があって。



フォークロア』の作中で主人公が「上手く説明できないが、頭で世界を回しているような感覚がする事がある」、そして「立っている場所の記憶を吸い上げることがたまにあったのだ」という旨の台詞があって、それが物語にてある歴史を掘り起こす中核を握る妙な力として扱われている。

この物語から12年後にそれを組織的に研究し、“Deel-ESP”と呼ばれる概念になるのが『歪んだ箱庭』。

つまり、ある意味『箱庭』は『フォークロア』をメタにして語られている。

これを誰も知らないために、『箱庭』の物語に突如として登場した“超能力”というトンデモ設定に、俺の周囲に居たある程度の人間が「違和感がなくもなかった」と思ったのだと思う。


そういや、箱庭の第二話のプロットにも『フォークロア』の話がちらりと出てきたんだよな。そういえばって感じで思い出したけど。

フォークロア』の主人公、岡村総武。こいつ『歪んだ箱庭』にもその後の姿として登場したはず。そいつが箱庭第二話の主人公に「私はかつて無闇に他者の記憶へ深入りした事がある」「少女をそのせいで喪った」というフレーズがあったはず。


確認してみたらまだ第9章もアップしてなかった。完成してんのに何やってんだ俺。まぁ近々アップしておくことにする。


まぁそんな感じで、ちまちま『フォークロア』をリメイクして、人に見せられるものにしてからアップし、ついでに今までの箱庭もリメイクできたらなぁ程度に考えているというぐらいで。


それじゃ、これからマーク模試の復習だ。そして復讐する。

そういうわけで、また今度ー。